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車の法定点検とは?車検との違いについても解説します

車における法定点検は、車が国土交通省令で定められている技術上の基準を満たしているかどうかを1箇所ずつ検査することを指します。

道路運送車両法第48条の規定に基づいて、使用者に課せられている義務であり、乗用車は12ヶ月毎、運送事業用の車両は3ヶ月毎、その他の車両は6ヶ月毎にこの点検を実施しなければなりません。

法定点検とよく比較されるのが、車検です。

どちらも定期的に行う必要がある点では一緒ですが、車検は保安基準とよばれる基準に照らし合わせて、車両の各部分が公道上を走行するために必要な基準を満たしているかどうかをチェックするもので、法定点検とは位置づけが異なります。

また、車検は必ず受けなければならず、受検せずに走行を続けると処罰の対象となりますが、自家用については法定点検を怠っても罰せられることはありません。


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